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クモハ781-2は、北海道の厳しい気候に合わせて開発された国鉄781系特急形交流電車の先頭車両(制御電動車)です。
札幌方の先頭車として製造され、丸みを帯びた前面形状と耐雪・耐寒対策を施した独特のフォルムが特徴で、雪国北海道を駆け抜けた「ライラック」号の象徴的な存在でした。
現役当時は、特急「ライラック」や「すずらん」、快速「エアポート」などで活躍。
北海道専用設計として窓の小型化、雪切り室の装備、床下機器へのヒーター、着雪を軽減する曲線的な前面形状などが取り入れられ、厳冬期の運用課題を克服した先進車両として評価され、北海道特急ネットワークの基盤を支えた一台です。
ー略歴ー
・1980年(昭和55年) 川崎重工業で製造・L-2編成の札幌方先頭車として就役
・1980年代 特急「ライラック」などで本格運用開始
・1980年代後半 スタビライザー追加、Uシート化などの改良
・2007年(平成19年) 運用離脱・廃車
・2008年(平成20年) 函館市ききょう幼稚園に譲渡・教育施設として活用
・2025年(令和7年) 園舎移転に伴い解体危機
・2026年(令和8年) 781系ライラック保存会のクラウドファンディングによりポッポの丘へ移設・保存決定
ー仕様ー
・最大寸法 21,250mm(長)×2,949mm(幅)×3,945mm(高)
・軌間:1,067mm
・車体構造:普通鋼製(耐寒・耐雪強化)
・台車:DT38A(現在DT21B
・主電動機:MT54E(150kW×4)
・定員:56名(Uシート車)
・冷房装置:AU78(屋根上搭載)

現役当時の写真集
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