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モハ3750形は北陸鉄道が1951(昭和26)年に導入した車両で、登場時はモハ5002を名乗っていました。
大阪の広瀬車両で製造され、加南線初のクロスシート車として活躍した後、1964(昭和39)年にロングシート化改造のうえ石川線へ転属して活躍し、2007(平成19)年10月に廃車されました。
製造当初は両妻面とも非貫通構造でしたが、1966(昭和41)年の検査入場時に貫通扉の新設工事が行われ、同時に制御器および主電動機の交換を行ったため、車両番号がモハ5002からモハ3752へ改番されています。
モハ3750形は2両のみの存在で、もう一両のモハ3750形、モハ3751は加賀市内で静態保存されています。

 製 造 : 広瀬車両
 製造年 : 1951(昭和26)年
製造車両数: 2両

 軌間 : 1,067mm
電気方式: 直流600V 
車両定員: 110人(座席定員52人)
 自重 : 28.8t
 全長 : 17,350mm
 台車 : KT-10
主電動機: 直巻電動機TDK-516
駆動方式: 吊り掛け駆動
制御装置: 電動カム軸式ES-155
制動装置: SME非常弁付直通ブレーキ

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