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400形は、帝都高速度交通営団(営団地下鉄)が1956(昭和31)年に製造した車両で、丸ノ内線の開業用として製造された300形の増備車として登場しました。車両番号は454ですが、下二桁は300形の続番のため400形としては24番目に製造されています。
車体は不燃化を目的とした全金属製で、丸ノ内線を印象付ける赤い塗装は、当時の営団地下鉄総裁が日本国外視察の際に入手したアメリカのタバコ「ベンソン&ヘッジス」が元になっています。
300形や後に登場した500形と共に丸ノ内線の主力車両として活躍しましたが、1988(昭和63)年から投入された新型車両02系に置き換えられる形で1991(平成3)年までに全車両が引退しました。
廃車後は6両が三越日本橋本店で展示販売され、ポッポの丘で保存されている454号はそのうちの1両です。

 製 造 : 川崎車輌、東急車輛、日本車輛ほか
 製造年 : 1956(昭和31)年
製造車両数: 38両

 軌間 : 1,435mm
電気方式: 直流600V 
車両定員: 120人(座席定員44人)
最高速度: 65km/h
 自重 : 35.0t
 全長 : 18,000mm
 台車 : リンク式軸箱支持台車FS309
主電動機: 直巻電直巻電動機
駆動方式: WNドライブ
制御装置: 抵抗制御
制動装置: 発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ
保安装置: 打子式ATS

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