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24系客車は、日本国有鉄道が1973(昭和48)年から1980(昭和55)年にかけて製造した寝台客車です。
車体の構造は14系客車を踏襲しつつ、客車のサービス電源を電源車から供給する集中電源方式を採用しています。日本全国の寝台特急列車で使用され、青い車体の見た目から通称ブルートレインとして親しまれました。
登場時は上段・中段・下段の3段式寝台でしたが、1983(昭和58)年から1984(昭和59)年にかけて上段寝台を撤去し、中段を固定して上段寝台とする形で2段式寝台に改造されています。
オハネフ24形は24系の基本形式に属する3段式B寝台緩急車で、定員は30名(新製時の定員は45名)です。大阪鉄道管理局向日町運転所に配置され、1975(昭和50)年のダイヤ改正に合わせて東京南鉄道管理局品川客車区に転属、翌1976(昭和51)年には盛岡鉄道管理局青森運転所に転属しました。オハネフ24-2は寝台特急「日本海」の定期運行終了に伴い2012年に廃車され、保存のためポッポの丘へ輸送されました。

 製 造 : 新潟鐵工所、富士重工業他
製造初年 : 1973(昭和48)年
製造車両数: 118両

​ 軌間 : 1,067mm
最高速度: 110km/h 
 自重 : 33.2t
 全長 : 21,300mm
 全幅 : 2,900mm
 全高 : 4,090mm
 台車 : TR217C

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